投資信託(ファンド)_資産形成6

〜投資信託について纏めてみました〜


・投資信託(ファンド)
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。基準価額は株式市場などの動向により変動します。投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。


メリット
①少ない金額から購入可能
株式投資や債券投資には、ある程度まとまった資金が必要になります。しかし投資信託であれば、1万円程度から手軽に始めることができます。
②株式や債券などに分散投資可能
投資信託は小口のお金を集めてひとつの大きな資金として運用するので、さまざまな資産に分散投資し、リスクを軽減することが可能になります。投資信託は、このような分散投資の考え方から生まれた金融商品です。
③専門家により運用
投資信託は経済・金融などに関する知識を身につけた専門家が、投資家に代わって運用します。
④高い透明性
毎日、取引価格である基準価額が公表されており、資産価値や値動きが分かりやすい金融商品です。また、決算ごとに監査法人などによる監査を受けているため、透明性も高いといえるでしょう。



デメリット
①価格変動
投資信託が組み入れている株式や債券の価格が変動する可能性のことです。株価は最終的には市場における需給によって決まりますが、一般的に、国内及び海外の政治・経済情勢、企業の業績等の影響を受けます。
②為替変動
為替レートが変動する可能性のことです。外国通貨建ての資産に投資する投資信託の場合、一般的には円高になれば基準価額にマイナス、円安ならプラスの影響があります。外国の株式や債券で運用する投資信託には基本的に、為替変動リスクがあります。
③信用
債券等を発行する国や企業が、財政難・経営不振などの理由により、利息や償還金をあらかじめ定めた条件で支払うことができなくなる可能性のことです。
④金利変動
金利が変動する可能性のことです。一般的に、金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。また、満期までの期間が長い債券ほど、金利変動の影響を大きく受けます。